Miの沼の中からこんにちわ

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星組 ロミオとジュリエット B日程について

タカラヅカで再演を重ねるシェイクスピアの名作である。

初演から10年。2021年のロミオとジュリエットは良い意味で新しい。

 

新参者の私は過去の再演は全てスカステで見たことがあるのみである。

今までこんなに泣いたことも、心が震えたこともなく

ただ、いいなぁという感情だけであった。

1回みれたら良いなかと思っていた自分に言いたい。

追加をする。そしておんなじところで毎回泣く。

ありがたいことにB日程とA日程をそれぞれみた。

それなのに私はB日程に感情が偏っている。

忘れないように…

役替わり

ご本人方は覚える量も倍になるし、感情も全く逆の立場になったりと

本当に大変だと思う。

ご贔屓を持つファンからすれば1公演で2度おいしい。楽しい。

いろんな贔屓が観れる。そして改めて好きになる。

今回も複数の役で役替わりがある。

 

配役を決めてくれたのがイケコなのかイナバ先生なのか、いずれにせよありがとうございます。

タカラヅカにはやっぱり番手の制度があるから、なかなか思い切った配役だったと思う。それでもこれで上演を決めてくれてありがとう、劇団。

 

 

愛ちゃんの死

→トレンドに3回も入ったぞ!

少なからずB日程の配信の決定や円盤の発売などなど影響力のおかげだと思っている。B日程にしか出てない下級生をご贔屓に持つ末端のファンとして本当に感謝している。ありがとうございます。

2番手愛月ひかるさん演じる”死”

一言もセリフがなければ、歌もなく、そしてライトがバシバシに当たることもない。

そんなお役を愛ちゃんさまがしてくれるなんて。

気づけば舞台の装置と一体となって存在している。今までの配役としてはダンスの人が演じているイメージ。

 愛ちゃんの”死”は、無であり、誰かが死ぬ時がとてもセクシーである。その落差にやられる。そしてダイナミックだ。本当に。

 

 

173cmという男役として恵まれた体格が存分に活かされていた。そしてここ数年変わった役が多かったがその全てが生きていたのではないかと思う。

 

 衝撃の剃り込み

 ぴーすけの剃り込みやばくない。なにそれそんなのカツラの下に隠してたの。

好きだよ。眉毛まで。どしたの。なにがあったの、お姉さん心配。ナイフは振り回してはいけません。

A日程よりB日程の方が治安悪く感じるのピーマキュのせいだと思ってる。悪い子だ。なのにロミオ思いすぎる。死ぬ間際まで。

毎回、ジュリエットを愛しぬけのセリフでなく。大公の甥という立場からいろんなしがらみとかあったと思うんだ。けど、本当にロミオとベンヴォーリオといるとき楽しそうなんだ。

 

キャピュレットの貴公子

はじめて女を抱いたのは18の夏。瀬央さんがそんなこと言うなんて、

最近の成長は本当に毎公演ごとに驚く。努力の人なんだと思う。そして、にじみでる絶対にいい人。明るいいい人、ちょっとヘタレとか本当にそうゆうお役が多かった。だからなんだろナイフ持っていきがってる人。新鮮でした。

A日程のベンヴォーリオとの対比が本当にすごくて。これからもこっちゃんと星組を盛り上げていってくれ!!

そして

他にも役替わりしてる人はいるんだけど、私はB日程が好きだ。ありがたいことにムラのB日程初日を観劇させていただいた。そして、B日程をこじらせて今日まで生きてきた。再演を重ねる作品の自分が最初に観たものを親と表現するが、私は多分一生再演されるたびにB日程について語らせていただく。

 

そしてフィナーレこれで死んだ。憎み合って、刺し違えて殺されてと劇中はボロボロになってる二人がフィナーレで微笑むのである。なにそれ涙腺崩壊です。私が殺された。

 

このコロナのご時世。ムラは走り切れましたが、東京では公演が中止中(2021/05/02現在)。先の見えない中、配信という形でロミオとジュリエットを見ることができて嬉しかった。ありがとうございます。最後のあいさつで組長さんはじめ皆さん謝ってくれるのですが、劇団もタカラジェンヌも誰一人悪くないんだよ。ありがとう。こんな状況で、拍手もない中渾身の舞台を見せてくれて。改めて、大好きです。星組愛する人全ての人が健やかで、そして、無事に再開できることを祈って。